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初心者のMTBの選び方

MTBの選び方とは?

MTBに興味を持ったけれども、調べてみると何やら種類があるらしい。
これはMTBを調べ始めたときに全員が直面することだと思います。

簡単に言えば自動車と一緒で「セダン」、「ハッチバック」、「ミニバン」、「SUV」などのように種類があり、自動車はデザインや役割によって種類が分かれています。

では、MTBはどうでしょうか?
MTBは走るコースや目的によって種類が分かれています。

ざっくり種類を上げると、
「クロスカントリー系」
「トレイル系」
「エンデューロ系」
「ダウンヒル系」
などがあります。
さらに細かく上げれば「オールマウンテン」や「ダウンカントリー」などに細分化できると思いますが、大まかには山遊びは上記の4種類に分かれると思っています。

結論から言うと、初心者がパークや山遊びなどの遊ぶ場所がわからない状況であること、好きな遊び方が分からない状況であることを踏まえると、基本的には「トレイル系」MTBを購入するのがオススメです。

この後はバイクの具体例を挙げて「トレイル系」バイクがおすすめな理由を説明していきます。

MTB遊びは下りが基本

MTB遊びは基本的に下り系を指すことが多い。パークやトレイルでも上りは下るための手段でゴンドラに乗って上がったり、E-bikeで楽をすることが多い。

自分も基本的には下り系を楽しんでいます。今回のMTBの選び方ではパークで初めてMTBを遊び始める人向けに紹介していきたいと思います。

クロスカントリー系バイク

  • ストローク長が短い(100mm~120mm)
  • ヘッドアングルは立っている
  • 細めのタイヤ(2.2インチ前後)

クロスカントリー系バイクのクロスカントリーというレースジャンルで勝つために特化したMTBです。他の種類と比較すると、「最も登れるが、下りが苦手」となります。

注意しなければならないのが、この種類は『クロスカントリーレース用』であること。
つまり、初心者が山遊びをするためのバイクではないのです!

ここでは割愛しますが、自分が下りで使った感想としてはこれで初心者がパークを下るのは難しいと思います。詳しくはまた別の記事にて説明していきたいと思います。

トレイル系バイク

  • ストローク長が普通(130mm~150mm)
  • ヘッドアングルは普通
  • 太いタイヤ(2.4~2.5インチ)

トレイル系バイクはそこそこ、十分に下れる万能バイクです。
特に昨今では全てのMTBが下り寄りになってきているため、トレイル系バイクはかなり下れるバイクになっています。

自分がトレイル系バイクを進める理由は『なんでもできる万能バイク』であるためです。
全てのパークで頂上までゴンドラやリフトなどの搬送手段があるわけではないため、自走で登らなくてはならないパークも多くあります。
初心者の方がMTBでの遊び方や場所について決まっていればトレイル系バイク以外でも失敗しないと思いますが、様々なパークで遊んでみたい方は万能なトレイル系バイクをオススメします。

エンデューロ系バイク

  • ストローク長が長い(160mm~180mm)
  • ヘッドアングルは寝ている
  • 太いタイヤ(2.4~2.5インチ)

自分が使っているMTBがこの種類です。
エンデューロレースでの使用が主な目的のMTBです。トレイル系バイクと比べると、「登りにくいが、下りが速い。」バイクとなります。

坂を登れるならばエンデューロ系バイクでもいいのでは?と思う方もいると思いますが、自分が今回オススメしていない理由としては、

  • ヘッドアングルが寝ていて、車体が重いため自走での登りが結構辛い。
  • 比較的高価なMTBになってしまう。

の2点があるためです。既にロードバイクなどで運動経験がある方などは登りが多少辛くても大丈夫かもしれませんが、運動経験が少ない方は気を付けてください。
また、初心者が購入しやすい価格帯が少ないこともネックになります。これからの遊び方が定まっていない方が初めから高額なMTBを買うのは少しリスクになると思います。

一方で基本的に搬送手段があるパークでしか遊ばない予定の人やレース目的で始めたい人にはエンデューロ系バイクはオススメです。

ダウンヒル系バイク

  • ストローク長が長い(200mm前後)
  • ヘッドアングルは寝ている
  • 太いタイヤ(2.5インチ前後)

下りで速く走ることだけを想定したMTBです。
基本的に搬送手段があるパークしか遊べない上、エンデューロ系バイクよりも高額なため初心者にはオススメしません。
逆に搬送手段があるパークでしか遊ばない、お金も十分出せます!って人にはピッタリかもしれないです。

まずはMTBで遊んでみよう!

今回の記事では初心者のMTBの選び方を簡単に書きましたが、まずはレンタルしてみることもオススメします。
パークによってバイクやヘルメット・プロテクターなどを貸出しているところもあるので、いきなりMTBを買うのではなくレンタルして楽しかったら購入のステップが理想です。
自分のレンタルから購入のステップで始めました。

MTBに興味を持った方は、是非MTBの世界に来てみてください!
今後も当ブログでMTBの始め方や道具選びを紹介していきます!

おしまい